ドクターヘリ−の歴史と今後の展望

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救急医療用の医療機器や医療器具を装備したヘリコプターを救急医療を有する病院などに待機させ、要請を受けると救命救急専門の医師や看護師がそのヘリコプターに同乗して救急現場に向かうシステムをドクターヘリ−と言います。

ドクターヘリ-情報を見つけましょう。

要請を受けてからわずか数分で出発できるこのヘリコプターによって、いち早く救急現場に専門医を送り込むことが可能になりました。



現場から医療機関に搬送するまでの間も、救命専門の医師が患者に救命医療を行う事が出来る事は、一分一秒を争う重篤な患者の生存率を高める効果が期待できるシステムでもあるのです。

日本におけるドクターヘリ−の歴史を見てみると、1995年に起きた半身・淡路大震災がその誕生のきっかけになっています。

車が通行できない環境でいかに迅速に現場に急行し、患者の治療と搬送を行えるかの重要性が強く認識されたのです。
1999年には静岡県西部で研究事業としての試験試用が開始されることになり、山間僻地の救急患者搬送に有効である事が証明されました。その後厚労省の事業として岡山県と神奈川県の救急センターにおいてドクターヘリ−の試行的事業が実施されます。


2007年には救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法(ドクターヘリ法)が交付されて本格的にその活動が広がりを見せるようになってきたのです。

2011年に起きた東日本大震災では、全国からDMATとドクターヘリが結集して3ヶ月間にわたって広大な被災地より患者搬送を行い、津波や地震によって道路が寸断されていた被災地において空からの搬送で大活躍を遂げました。



しましながら、設置には膨大な費用がかかることや経由地である飛行場での燃料補給が確保されない、燃料費の負担など様々な問題は現存しており、これらを解消していかなければその活動への広がりにはまだまだ障害があるとも言えます。